●櫻井 小蒔の技
技の名前 | 作中の説明 | 詳細 |
立ち引き | 矢を弓につがえて(注1)引き絞り,一気に放つ。基本的な射出だよ。 | 説明しなくてもいいよね。普通に引く事だよ。詳しくは「射法八節」の項に書いとくね。 |
嚆矢(こうし) | 基は戦の始まりに放たれた矢で、その特異な音で相手を混乱させる。 | う〜とね。「かぶらや」っていうとわかるかな。神社で売ってるよ。 空に向かって射つんだけど、「ぴゅーー!!」とかいって飛んで行くんだ。詳しくは「道具」の項に書いとくね。 |
弓返り | 基本である立ち引きの応用で、更に威力のある矢を放てる。 | 弓返りはまだ矢を射つ形、「射法」っていうんだけど、それがキチンとできてないとできないんだ。綺麗な形で射てるようになると自然に弓が「くるっ」って手の中でまわるんだ。 意識してやると矢に威力がでないし、方向もバラバラになっちゃう。 |
通し矢 | 体内の《気》を鏃(注・2)に集中させて放つ矢。一定距離を貫通する。 | 「三十三間堂」で成人式の時にする「矢通し」(注・4とは違うみたいだね。よく武術に出てくる「外」を破壊するんじゃなくて、「内」にダメージを与える「気」を送ることだよ |
相射ち | 熟練者のみが行える超反応。 飛来する矢撃等を、矢を放ち相打ちする。 |
う〜ん。矢を矢で射ち落とすのはかなりむずかしいね。 |
火龍 | 内に眠る火龍の力によって強力な火炎の矢を放つ。 | 良い子は真似しないでね。ボクにしかできないから。 |
二本射ち | 瞬時に二本の矢を放つ高等技術による連撃。 | 矢は二種類あってね。甲矢(はや)と乙矢(おとや)を一本づつもって「一手(ひとて)」って言うんだ。それを連射するんだよ。甲矢から射つのが正式なんだけど、ボクは細かいこと気にしないから。 甲矢と乙矢の違いは「道具」の項に書いとくね。 |
三がけ弓返り | 応用技である弓返りの更に応用で、より威力のある矢を放てる。 | 弓篭手(ゆみごて)は二種類がメジャーかな。 弓篭手は「かけ」と言うこともあるんだ。三がけ(みつがけ)と四がけ(よつがけ)が主流なんだ。 右手にはめるんだよ。 「射法」が綺麗でも右手の力具合で変な飛び方するから気をつけてね。詳しくは「道具」の項に書いとくね。 |
疾風射ち | 疾風の如くかける。高速の一矢。気の込められた矢は鋼鉄をも貫く。 | 女の子の放つ矢は人間に当たっても跳ね返るくらい弱い場合も結構あるんだ。ボクくらい慣れるとそんなことはないけどね。 30キロくらいの弓(注・5)なら鋼鉄を貫けるかもしれないけど、「気」を込めないとボクみたいにか弱い女の子じゃムリだね。 |
奥義・九龍烈火 | 九頭の火龍の力を最大限に発揮した奥義。炎の龍が辺りを焼き尽くす。 | 良い子は真似しないでね。 |
奥義・鬼哭飛燕 | 全身全霊をかけた一矢。光の矢が鬼哭(注・3)の闇を切り裂いて疾る。 | これを撃った後は最高に気持いいんだ。ちょっとつかれちゃうんだけどね。 |
●織部 雛乃の技
技の名前 | 作中の説明 | 詳細 |
立ち引き | 矢を弓につがえて引きしぼり、一気に放つ。基本的な射出。 | 一般的な引き方です。詳しくは「射法八節」の項で小蒔様が教えてくれます。 |
鳴弦・蟇目 (めいげん・ひきめ) (注・6) |
弓の弦を手で掻き鳴らす。古来より伝わる破邪の法。不調を取り除く。 | 矢の先に付けた蟇目鏑のことで、木を挽いて削るところから、またその形が蛙(蟇蛙)に似ているところから蟇目といわれているのです。風を切るときに音を発しそれにより魔性を退散させるものです。蟇目の儀式としては誕生蟇目、屋越蟇目と祓の蟇目があります。ゲーム中では祓いの蟇目ですわね。 |
鳴弦・玄象 (めいげん・げんしょう) |
古来、巫女によって行われた美しい鳴弦。聴く者を眠りに誘う。 | 鳴弦は種類が多くて覚えるのが大変ですわ。玄象という琵琶も御座います。百人一首におります蝉丸さまが所持いたしていたようです。玄象という「能」もありますわね。 |
通し矢 | 体内の《気》を鏃に集中させて放つ矢。一定距離を貫通する。 | 体を内部から破壊します。ある暗殺拳と同じですわね。「矢通し」という行事がございます。 |
鳴弦・滝口 (めいげん・たきぐち) |
古来、武者によって行われた力強い鳴弦。打撃防御の上昇。 |
宮中の警護に当たる役人が、いわゆる滝口の武士です。897年、宇多天皇が弓射に優れた者を選んで内裏の警護に充てたのが始まりです。滝口の名の由来は、詰所が清涼殿の北の御溝水の落ちる滝口の近くにあったからだそうです。定員は10〜20人。位は六位。 |
相射ち | 熟練者のみが行える超反応。飛来する矢撃等を、矢を放ち相打ちする。 | 飛んでくる者を矢で射ち落とすのは大変難しゅうございます。 |
二本射ち | 瞬時に二本の矢を放つ高等技術による連撃 | 「一手(ひとて)」を瞬時に射つことですわ。 慣れない方はお体を痛めますし、狙いも大変あらくなって危のうございますのでおやめになったほうがよろしいかと。 |
鳴弦・巫覡 (めいげん・ふげき) |
古来、呪術者によって行われた特殊な鳴弦。呪術能力の上昇。 | 火を焚いて、それを取り囲んで神への祈りを捧げる儀式を巫覡と言いました。 このとき焚く火はなぜか神々しく見えますの。 |
五月雨射ち (さみだれうち) |
絶え間なく降り注ぐ五月雨の如くに放つ、華麗な連射撃。 | 一見華麗ですが、行ってる方といたしましては必死なのでございます。 |
鳴弦・草薙 (めいげん・くさなぎ) |
草薙の血を継ぐ者のみが行える幻の鳴弦。大蛇の咆哮が魔を滅する。 | わたくししか扱えないようですわ。同じ血を引く姉さまにも使えるのでしょうか。 |
奥義・吼龍引き (おうぎ・こうりゅうびき) |
内に宿って草薙の血を最大限に昇華させて放つ、龍をも倒す最強奥義。 | この技は大変疲れるので御座います。 |
●五つの(注)の解説
注・1 | つがえる | 矢の一番後ろに「ハズ」っていうのがあってね、それに弦をはめ込むんだ。「ハズ」の形とかは「道具」の項を見てね。 |
注・2 | 鏃 | 「やじり」って読むんだ。難しい漢字だね。「矢尻」でいいのに。鏃については「道具」の項をみてね。 「矢尻」書くとおかしいかな。飛んでいく方だから「矢先」なのかな。本当は。 |
注・3 | 鬼哭 | 死者の霊が、生前の不遇を訴えるように泣くことなんだ。ボク、本当は怖がりだからこの技を早く会得したいなあ。 霊ってみんなも怖いよね? |
注・4 | 三十三間堂 | 京都にあるお寺だよ。千手観音がいっぱいあるんだ。 成人式の日に、新成人か二段以上の人なら、「矢通し」をさせてもらえるんだ。 矢を平行に60M以上とばさないといけないから女の子にはムリだね。現代はお堂の中じゃなくって外でやるから平行に射たなくてもよくなって大丈夫だけどね。 |
注・5 | 30キロ | 重さじゃないよ。張力なの。高校男子で15キロ。女子で12〜13キロが平均なんだ。 |
注・6 | 鳴弦 | 神事の祭に、巫女さんが矢をつがえずに弓をもって舞うんだ。 そのとき弦をちょっとだけ引いて、そのまま放すんだよ。 し〜んとした空間で響くその音は心が洗われる感じがするよ。 一回じゃなくって、何回もやるよ。 昔から鬼とか邪を祓う効果があるって言われてるんだ。 |
蟇目神頭矢 |
●作中のおかしいところ
あのね、ボクが雛乃チャンの学校で試合する場面があるでしょ。 あそこでね、ボク、左手で弓引いちゃってるんだけど、あれ間違いなんだ。 左手用のかけって原則的にないの。 左ききの人も右手に篭手をして、右手で引くんだ。 「あぶないから」が理由らしいんだけど。 なんでボクが左手で引いてるかっていうと、「ひーちゃん」とか「葵」が見学してる方向からだとボク、 背中しか見えなくなっちゃうからしかたなかったの。ごめんね。 |
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