10段級審査


級は5級から10段まであるよ。

階級 基準 小蒔の感想
3級 射の基本動作、弓矢の扱い方やや整い、秩序在る指導のもとに修練を下手と認められる者。 下手とみとめられてもねぇ
2級 修練程度3級にくらべていちじるしく進歩を認められ者。 著しくっていってもあんまり変わんないかな。
1級 射の体形(射形)、射の連行(体配)おおむね正しきものと認められる者。 高校生はここから受けるんだよ。弓を持って3ヶ月位の人ならほとんど受かるよ。
初段 射形、体配型にかなって矢所の乱れぬ程度に達した者。 初段は1級を持ってる人が受けれる。ちょっと受かりにくいかな。伍段までは昇段後、満5ヶ月以上経なければ次の受審はできないんだよ。
弐段 射形、体配ともにととのい、射術の運用に気力充実し、矢所の乱れぬ者。 1矢は必ず当てなくちゃいけない。半分以上の人は落ちちゃう。
参段 射形定まり、体配落ち着き、気息整って、射術の運用法に従い、矢飛直く、的中やや確実な者。 高校生は普通うけられないんだ。大会で高成績を残した人だけなの。顧問の先生が認めたときは受けれるけど。
四段 前項の要素に加うるに、気息正しく、離れ鋭く、的中確実域に達した者。 地方審査は四段まで。
普通の人が受けるのは大体この辺りまでだよ。
2本とも中黒以内にあてないと合格は難しいね。
伍段 射形、射術、体配、法にかなって射品現れ、精錬の功、特に認められる者。 ここからは30歳以上までずっと鍛錬しないと難しいね。指導力とかも見られるよ。
六段 技術優秀、精錬の功さらに顕著な者。 弓道連盟の役員じゃない人で持ってる人いないんじゃないかな。
七段 射形、射術、体配おのずから備わり、射品高く、練達の域に達した者。 審査って言うより、名誉段位って感じがするよ。
八段 技能縁術、射品高雅、射芸の妙を体得した者。 連盟で仕事して年功があった人ばかり。
九段 弓道の真体に透徹した者。 数人しかいなかったはず。70歳くらいのおじいちゃんだよ。
拾段 (何も規定されてない) 今、日本に一人もいないんじゃなかったかな。

称号

全日本弓道連盟の規定第一条に「日本の弓道を代表して権威のある機関の査定により、研鑚練磨の実力を備え、
かつ功績顕著なる会員に対し称号を授与し、以ってその名誉を表彰する。」って言うのがあってね、
伍段以上の人の中でも特にすごい人に称号が与えられるんだよ。

錬士
(伍、六段)
操堅実にして、弓道指導の実力を有すること。
伍段以上の段位を有し、精錬の功顕著なること。

教士
(六、七、八段)
人格、技能、識見ともに備わり、弓道指導に必要な学識、教養および実力を有し、かつ功顕著なること。
錬士の称号を受有すること。
範士
(八、九、拾段)
徳操高潔、技能円熟、識見高邁、とくに斯界の範たること。
教士の称号を受有すること。

学科審査

審査は道場の入り方の作法、一手の射形(矢を2本射つ)、そして学科審査で行うよ。
学科は論文形式で通常2問を一時間で書くんだ。でも65歳以上は学科免除なんだよ。ちょっと変だよね。
学科の問題は「射法八節」の一つについて詳しく説明するのとか、「五重十文字」とその必要性について、とかだよ。
作者が受けた審査だと、射形と学科でそれぞれ3段階に評価されてみたい。



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