座談会・其ノ四


剣風帖3−3 白き虎はまだ乳歯
白虎不能使牙
【五帝】 記念すべき10作目。
【菩陰】 初々しいわねェ。昔を思い出すわ。
【美里】 昔・・・って、無いでしょう。
なんにも。
【菩陰】 ウフフフッ。さあ、どうかしら?
【京一】 俺は、別に怖がりでもないけど、あの時の醍醐の
気持ちはわからんでもない。
【醍醐】 ・・・・・・。
【小蒔】 なんでミサちゃんがそんなに怖いわけ?
確かにちょっと変わってるけど・・・。
【京一】 オマエはにぶすぎんだよ。
【醍醐】 オ、俺は唯、怖いというか、苦手なだけで・・・。
【京一】 何度、【気】を吸われたか・・・。
【菩陰】 まッ、えっちィ。そんなことしてたの?
【京一】 違げぇよッ。方陣技だって。
【杏子】 ミサちゃんって、犬神センセにも一目おかれてるの
よねェ。何者なのかしら。
【京一】 裏密の宿星は智星・・・だな。
【醍醐】 なんだ京一、おまえの仲間じゃないか。八犬士の。
【京一】 ・・・・・・。
【小蒔】 ボクとも仲間だよーッ!
【五帝】 小蒔の宿星、「悌」の犬士は小文吾という巨漢のお相撲さんなんだが。
【小蒔】 えッ?う、うそッォ!?
【杏子】 ホントよ。知らなかったの?
【美里】 今度、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」を読んでみたら?面白いわよ。
【小蒔】 えへへ、でも、ボク、厚い本は眠くなっちゃうから・・・遠慮しとくね。
【京一】 どーりで男らしいと思ってたぜ。やっぱりそうだったんだな。
まあ良かったじゃないか、今回は美少年で(笑)
【小蒔】 京一・・・いっぺん死んでみるかい?
【五帝】 さて、ここでメインの二人にインタビューしてみようか。
【菩陰】 おふたりさんッ 初めての抱擁のご感想は!?
【醍醐】 ・・・ノーコメントだ。
【京一】 あのなぁ、醍醐、しらける様な事言うんじゃねェ。
【醍醐】 うるさいッ。ノーコメントと言ったらノーコメントだッ。
【杏子】 桜井チャンは?
【小蒔】 えへへッ、大きくって・・・あたたかくって・・・、
【杏子】 うんうん。
【小蒔】 優しく包んでくれて・・・、
【菩陰】 おおォッ!
【小蒔】 お父さんかお兄ちゃんって感じがしたよ。
【杏子】 あらら。
【醍醐】 ・・・・・・。
【杏子】 桜井チャンらしいわね。
【小蒔】 ボクねぇ、兄弟多いけど、みんな年下でしょ?
お兄ちゃん欲しかったんだ〜、
【京一】 ま、気を落とすなよ。醍醐。(ポンッ)
【醍醐】 うるさいッ。俺に触るな。
【杏子】 いいじゃない、実際はみんなが思ってるより、
もっと進んでるんだから。
【京一】 なんの事だ、アン子?
【杏子】 だから、醍醐クンと桜井チャンがキ・・・、
【小蒔】 わーッ!わーッ!!わーッ!!!
【美里】 どうしたの?小蒔。いきなり大声出して。
【小蒔】 えッ!?いやあ、あはは、ちょっと・・・あの、
ほら、虫がね。あははははッ。
【美里】 うふふふっ、変な小蒔ッ。
【菩陰】 そろそろ進展してもいい頃だと思うんだけどねェ。
【五帝】 こらこら、あの時の事は、4人だけのオフレコと言ったろう。
そっとしておきなさい。
【菩陰】 ウフフフッ、残念ね。醍醐クン。
【醍醐】 何の事だかさっぱりわからん。
【小蒔】 いやあ、なんだか暑いなあッ。あはははッ。
【京一】 とうとう壊れたか・・・小蒔。
【小蒔】 あはははッ・・・って、あれ?4人って誰?
五帝クンと、菩陰さんと・・・龍山のおじいちゃん?
【五帝】 俺と、菩陰、龍山、アン子の4人だ。
【小蒔】 何でアン子が知ってるのォーーッ!!
【杏子】 現場にいたからに決まっているじゃない。
【五帝】 アン子はどこにでも現れる「話は全部聞かせてもらったわよ」キャラだからな。
【杏子】 何よ、それ。勝手に人を変なキャラにしないでくれる?
【小蒔】 アン子ッ、ボク達、友達だよねッ。
【杏子】 あたり前じゃない。
【小蒔】 だったら、ボクの言いたい事、わかるよねッ!?
いくらなんでも、友達を売ったりはしないよねッ!
【杏子】 嫌ねェ、そんな事するわけないじゃない。
【小蒔】 さすがアン子ッ。ボクは信じていたよッ!!
【杏子】 売るのは友達の写真よ。
【小蒔】 (ピキッ!!)
まさか・・・あの時の・・・、
【京一】 どれどれ、俺にもみせてくれよ。
【小蒔】 ダメーーッ!!
(ガターーーンッ!!)
【杏子】 だめよ。これは売り物なんだからッ。
【京一】 またそれかよ。
いいぜ、払ってやらぁ。
【五帝】 ストーップ!!!
続きはまた今度な。
【杏子】 なんでよッ!これからいい所なのに。
値段交渉は新鮮さが命なのよッ!!
売れる時に売るッ!
売れない時は売りつけるッ!!
【五帝】 なんだそりゃ。
この話の内容はまだ描いてない事になっている。
もうしばらく待て。後でやるから。
【杏子】 遅延行為はイエローカードよ。
【五帝】 そこをなんとか。
【杏子】 しょうがないわねェ。
阿修羅3本追加っと。
【五帝】 おい、勝手に・・・、
【杏子】 文句あんの?バラまくわよ。
【五帝】 いえ・・・、なんもないッす。
【杏子】 写真の方もプレミアついて高くなるから、
そのつもりで。
【小蒔】 アン子ォ〜〜〜。ひどいよ〜・・・。
【杏子】 資本主義社会には血縁も友達もないのよ。
【五帝】 おまえがいらんこというからだぞ。
【菩陰】 ワタシは二人の事を思って言ったのに・・・、
ひどいわッ・・・しくしく。
【五帝】 絶対、面白がっているだろう。
【菩陰】 ウフフフッ。
【小蒔】 うう〜・・・。
【五帝】 11作目のタイトル。
漢文なんだけど、よく見ると「虎」の字が違う。
【劉】 ちゃんと中国語フォントになっているんやで。
【五帝】 全部中国語表記にしようとしたら・・・、
虎って字以外は日本の漢字といっしょなんだな。
【菩陰】 カッコつけようとしてすべったって所ね。
【劉】 「白い虎は牙を使う事ができない」という意味
なんや。あんさん達、読めはったか?
【京一】 おッ、おうッ!当たり前だろ。
もう高校卒業してんだぜ、俺達。
【小蒔】 もちろんッ!ボクも読めてたよッ。
【菩陰】 無謀ねえ、これでもし、漢文が間違っていたら
どうするつもりなのかしら。
【五帝】 うッ・・・、そしたら、もちろん、
気づかれないように直しておくさ。
【杏子】 さすが、高校時代、下から一桁を何回も
取っていないわね。
【五帝】 まあな。
【杏子】 開き直ってんじゃないわよ。
【五帝】 ほっとけ。って、人の成績表を勝手に持ち出すな。
【杏子】 アタシに隠し事できるなんて思わない事ね。
【五帝】 おまえこそ開き直ってるじゃないか。
「あの時勉強しておかった」なんて後悔してないぞ。
高校生活には勉強より大切な事があるんだよ。
【杏子】 お金?
【雨紋】 ギター。
【ミサ】 人形〜
【菩陰】 カワイイ男の子。
【御門】 秋月様。
【劉】 ぴーちゃん(ヒヨコ)。
【美里】 あの・・・龍麻・・・。
【龍麻】 ・・・・・・。
【五帝】 なんでこんなのが東京護ってたのかな〜。
俗物だらけじゃないか。
【菩陰】 大事なモノを護る為じゃない。
【五帝】 お前が言うな。柳生側だったくせに。
(がすッ)
【五帝】 うごぉッ!
【菩陰】 女の子の過去は語っちゃだめなのよ。
【五帝】 はい・・・勉強になりました・・・。
剣風帖1−1 葵さま登場!!
【菩陰】 ウフフフッ。
第壱話の1話でワタシの登場よッ!!
【美里】 私のはずだったのに・・・。
龍麻に恋する控えめの女の子で・・・。
【龍麻】 転校生っていじめられるものなのかな・・・。
佐久間といい・・・。
【菩陰】 あら、いつワタシが龍麻の事いじめたのよ。
あれはかわいがってるっていうのよ。
【小蒔】 見てて楽しかったよ。
葵でもやるだろうね。
【美里】 ひどいわ・・・小蒔。うふふふッ。。
【小蒔】 あ、嫌、冗談だってば葵。怒んないでッ(汗)
【五帝】 恋をした事のない女の子ってのは、最初何をして
いいのかわからないから、気をひくために、
相手のこといじめるのさ。
【醍醐】 何、悟ったような事言ってるんだ。
【五帝】 菩陰は誰にでもああだけど。
【菩陰】 おだまり!この坊主ッ!
【五帝】 ほら・・・。
【小蒔】 本当に坊主頭じゃん。
【五帝】 いっぺんやってみたかったんだよね〜。
生まれて初めて坊主頭にした。
【京一】 ますます、いかつくなったなあ。
【五帝】 雄矢が雄慶になったって感じかな。
【醍醐】 五帝はふだん、俺と体格似てるって言ってるが、
そこまでするとは・・・。
【五帝】 そんなつもりでやったわけでは・・・。
ただ、自分でバリカン買ってきてやったら
前髪刈りすぎただけだい。
【菩陰】 バカとしか言い様がないわねえ。
【小蒔】 じょりじょり〜。
気持ちいい〜♪
【五帝】 はっはっはっ、よせやい♪
【醍醐】 ・・・・・。
【五帝】 今回、1コマ目は上手く描けたと思うんだが。
【杏子】 どうしたのかしら。
【菩陰】 どうかしたのかしら。
【五帝】 おまえの言い方はなんか含んでるんだよな〜。
【菩陰】 ウフフッ。
【五帝】 ここで裏設定を一つ・・・。
菩陰はタレ目です。
【美里】 私は普通のぱっちり二重ですよ〜。
【菩陰】 失礼ね。ワタシもぱっちり二重よッ。
・・・、ワタシってタレ目だったのね。
かわいいじゃない。
【小蒔】 あ、4コマ目・・・原画ではすごい
かわいい微笑みになってる。
【五帝】 絵コンテ段階ではね。
【菩陰】 それがなんであんな怪しい微笑みに
なるのよ。
【五帝】 内面を描ききったと言ってくれ。
(がすッ)
【五帝】 うぐッ。
【菩陰】 実はこれ、1−2話になる予定だったのね。
(今は1−2話になっています。)
1−1話は龍麻の初登場シーンのはずだった。
【龍麻】 何ッ。聞いてないよ。そんなの。
【杏子】 ここに幻の1−1話の絵コンテがありわよ。
【京一】 ・・・あだなをクラスの女生徒に聞かれる
シーンで・・・、なんだ、ちゃんとある
じゃねェか。
【龍麻】 ホントだ・・・。
【五帝】 菩陰の暴力シーンをさらりと流しよって・・・。
アイタタタ・・・。
龍麻の登場シーン。2コマ目で一発
ギャグを言う龍麻。そのギャグが古くて、
通じる人を選んじゃうんでカットとなりました。
【菩陰】 20歳以上限定です。
【美里】 しかも、ドラマ好きな人限定です。
【杏子】 それでも見たいって人は掲示板に
連絡を・・・5人集まったら描きます。
【五帝】 こら、勝手に決めるな。
【杏子】 来ないって。5通も。
そういう数字設定したんだから。
【五帝】 ・・・反論できん。
(今はちゃんと1-1話で登場してます。結局、連絡は3人でした・・・)
と、いうわけで、龍麻の初登場はナシだ。
【龍麻】 だあああッ
【菩陰】 よしよし。お姉さんの胸でお泣き。
【美里】 やめて下さいッ。
私の顔でそういう事するの。
【菩陰】 ウフフフッ。うらやましいんでしょ。
【美里】 なッ! そ、そんなんじゃありませんッ
【菩陰】 いやね。嫉妬深い女は。
【美里】 違いますッったら!
【小蒔】 そんな事より・・・ひーちゃんが
おびえきって部屋の隅で泣きながら
になってるんだけど・・・。
【菩陰】 ウフフフッ。かわいッ。
照れちゃって。
【美里】 ・・・・・
【小蒔】 そんなんじゃないと思うけどなあ・・・。
あははは・・・。
【京一】 ひーちゃん・・・。
【小蒔】 ひーちゃ〜ん。次いくよ〜。
【龍麻】 ・・・・・・。(ガタガタ)
【醍醐】 あれはダメだな。
【京一】 そのうち立ち直るだろ。これまでのことで
打たれ強くなってるはずだ
【小蒔】 次、いってみよ〜!
【杏子】 はりきってるわね。桜井チャン。
【小蒔】 だって、次は・・・、
剣風帖1−3 ボク小蒔!
【五帝】 我等がHPのアイドル。櫻井小蒔の登場です。
【小蒔】 えへへへッ。やったねッ。
【五帝】 でも、2コマしか出てません。あとは菩陰。
ごめん。
【小蒔】 ぶぅ〜。
【菩陰】 本当の主役はワタシだもの。
しょうがないわね。ウフフフッ
【美里】 4コマ目の顔、ながーい。うふふふッ。
【菩陰】 ・・・・・・。
【京一】 女ってどうして男同士が好きなんだ?
俺とひーちゃんがからむだなんて
考えたくも無ェ。
【菩陰】 馬鹿ね。男同士がいいんじゃなくて、
美少年同士が見たいのよ。
綺麗なイメージでね。
【小蒔】 う〜ん。ボクにはわかんないや。
【菩陰】 アナタも何か言ったら?
【美里】 私に振らないで下さい・・・。
【菩陰】 これだから倒錯するしかできない子は
こまるのよねェ。
【美里】 ・・・・・・。
【菩陰】 好きなくせに。
【杏子】 ちなみに、五帝は高校時代、
同じ部活動の娘に「五帝くんって、○○クンとデキてるの?」
と、直に聞かれたことがあるのよ。
【五帝】 ・・・・・・。
【小蒔】 うっわァ〜。それはひどいね。
【京一】 ムキムキで、髪が短かったら誤解されても
しょうがねぇな。
【醍醐】 それは・・・。たまたまそういう人に
多いってだけで、ほとんどの人は違うと思うぞ。
【五帝】 ・・・、龍麻・・・ここ、空いてるかい?
【小蒔】 ああッ!部屋の隅で丸くなっちゃったッ!
【菩陰】 この二人はそれはそれでソソるわねェ。
【龍麻】 ・・・・・・。
【五帝】 ・・・・・・。
【小蒔】 あ〜あ。暗いなァ。
【醍醐】 そう言うな、櫻井。
【小蒔】 う〜ん。次、行くよーッ!五帝クーンッ!
【五帝】 ・・・・・・。
【菩陰】 しょうがないわねェ。
じゃ、これからはワタシが進行役を
やるわよッ。バシバシいくわね。
【杏子】 狙ってたわね。これは。
剣風帖1−4 友情が生まれた日
【京一】 ヘヘッ。
魔人学園の本当の主役キャラの登場だぜッ。
【菩陰】 確かに人気高いわね。
京×主で何作品あるかしら・・・。ウフフフッ。
【京一】 不安いっぱいの転校生に明るく話し掛ける。
くぅーーッ!何てイイ男なんだ!
【杏子】 ナンパ成功率あげるためのエサにしようと
したんでしょ。
【京一】 チッチッチッ。そんな事しなくても、
俺様はオネェちゃん方にモテモテよ。
【小蒔】 言ってろッ。
【杏子】 あーッ!!
そういえばアンタ、ここでアタシのスカート
覗いてるじゃないッ。
【京一】 これは純粋な事故だろッ。
むしろ被害者はこっちだぜ。
見たくねェもん見せられて。
【杏子】 それが乙女に向かって言うセリフ!?
アンタのおかげでアタシの乙女心が
ズタズタよッ。ちゃんと慰謝料払ってよね。
【京一】 ヘッ、オマエのどこに乙女心とやらがあんだよッ
それに、覗いたのはひーちゃんもいっしょだろッ。
【杏子】 アラ、龍麻はいいのよ。
イイお客だし、初回サービスってことで。
【京一】 なんだよそれ、ヒイキだ。汚ねェッ!
【杏子】 人聞きの悪い。地獄の沙汰も顔とカネ次第ってね。
【京一】 くそッ。ずるいぜ、ひーちゃん。
【菩陰】 話も解決したことだし、次いくわよ。
【京一】 早えェッ!もっと解説しろよ。
【菩陰】 ワタシの出てない話の何を解説しろってのよ。
【京一】 なんてこった・・・。
剣風帖4−4
雷人さらわる!?
【菩陰】 変な頭男登場です。
【雨紋】 おいおい。なんだよ、その紹介は。
【京一】 十分変な頭じゃねェか。
【雨紋】 アンタとは一度じっくり話す必要がありそうだな。
【京一】 先輩をもっと敬え、受験生。
【雨紋】 へッ。俺はバンドのメジャーデビューの道が約束
されてるんだよ。受験なんてしねェ。
【京一】 気楽な奴め。
【菩陰】 雨紋くんのバンドはCLOWと言って、歌の無い、
曲だけのバンドで、かなりの人気なのよね。
【雨紋】 へッ、まあな。
【菩陰】 硬派きどってるけど、実は音痴だからとか。
【雨紋】 (ぐッ)
【菩陰】 いまどき、曲だけのバンドなんて流行らないわよ。
昔ならT−スクウェアってのがあったけど。
【京一】 ああ、あのF1の曲な。
【雨紋】 へッ、あんたらに心配されなくても、立派にやって
いけらあ。
【菩陰】 双龍変では(五年後)売れてたけど。
いつまでもつか。
【雨紋】 大丈夫・・・さ。きっと・・・たぶん。
【謎の3人組】 安心しろッ!
その時はコスモゴールドとしての道が
待ってるぜッ!!
【雨紋】 げッ!!お前ら・・・
【謎の3人組】 正義を愛する心があれば!
いつでも俺たちは駆けつけるぜッ!!
【雨紋】 あ、あれはだな・・・。
【京一】 「オレ様はただの通りすがりの正義の味方さ。」    
お前ははっきりとゲーム中に言ってたな。
エリちゃんを助けたときに。
【雨紋】 蓬莱寺ッ!余計な事思い出させるんじゃねェッ!
【京一】 お前は後輩の自覚が足りねェな
コスモに鍛え直してもらえ。
【コスモピンク】 さぁッ!行くわよッ!
世界は乱れているの。
さっそくビッグバンアタックSの練習よッ!!
【雨紋】 助けてくれーッ!!
【小蒔】 がんばってねッ。雨紋くん。
【雨紋】 ああッ。櫻井サンまで〜。
【醍醐】 ところで、Sってなんだ?
【菩陰】 サンダーでしょ。
【醍醐】 なるほど。
【美里】 ヒーローって神出鬼没なのね。
剣風帖4−5 如月TVショッピング
【美里】 アン子ちゃん、うちの学校はアルバイト
禁止よ?
【杏子】 固いこと言わないの。美里ちゃん。
【小蒔】 これはもう、何でもアリだね。
【京一】 どこから仕入れてくるんだ・・・
ナース服とか・・・。まさか趣味じゃ
ないだろうな。
【如月】 相変わらず失礼だな。君は。
あれは高見沢君に頼まれて仕方なく
置いているだけだ。
【醍醐】 あの洗剤は?
【如月】 一人暮らしと言うものはなかなか大変でね。
骨董というものはそうそう売れるものでもない。
こういった地道な努力が必要なのだよ。
【小蒔】 しっかし・・・あんな高い鉄塔にまで上ってきて
なんて、やりすぎじゃない?
【如月】 うちに伝わる格言でね「大名と忍者は高いところが好き」
というのだよ。あんなのは高いうちに入らないので苦に
はならない。
【京一】 そういう問題じゃあねェだろ。
【如月】 あとは一日5分のトレーニングで君も
忍者のように身軽になれる健康器具とか・・・。
【小蒔】 あっやしぃーーッ!!
【雨紋】 それ、一つ買いますッ!
【小蒔】 わあっびっくりした。
【京一】 忍者馬鹿くらいだな、買うの。
ってお前、連れていかれたんじゃ?
【雨紋】 なんとか逃げてやったぜ。
ここは練馬から離れてるから、土地カンは
オレ様に分があるからな。
【醍醐】 雨紋、お前、一つ勘違いしてるが・・・、
【コスモレッド】 昔、カクレンジャーという忍者の戦隊モノがあったな。
【コスモプラック】 うむ。それに見習ってという事か。
【コスモピンク】 やあね、古いわよ、二人とも。今は忍風戦隊ハリケンジャーよ?
【コスモレッド】 しかし、アレは3人組だしなあ、やっぱ、基本は5人組だろ?
【コスモプラック】 うむ。ハリケンジャーもライバル忍者入れれば5人だしな。
【コスモピンク】 そうね、正義の味方は多い方がいいものね♪
【雨紋】 うわッ!しつけぇッ!!!
【小蒔】 逃げてもここに戻ってきちゃあ、意味ないよねェ。
【醍醐】 うむ。
【美里】 雨紋くん。サヨナラ。
【菩陰】 さっさといきなさい。ホラ。
話が進まないじゃない。
【雨紋】 覚えてろよぉぉぉ〜〜。
【コスモレンジャー】 さぁ!公園で子供たちがまってるぜッ!
【雨紋】 うわあああっっ!!
【京一】 ざまぁねぇぜ。
【菩陰】 じゃ、次いきましょうか。
【杏子】 ここまでの放送は、如月骨董品店の提供でお送りいたしました。
【全員】 おいおい、違うだろ。
※ 第四回は2001年春に書かれた物を加筆したものです。


















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